逆算手帳が生まれた経緯

逆算手帳を作った理由、それはあるべきものが無かったから。

知識も経験もない、なにもわからないところから逆算手帳づくりはスタート。

2016年3月24日の夜。 「よし、手帳を作ろう!」と決意して一冊のノートを開きました。 1ページ目に書いたのは手帳のコンセプトです。 理想の生き方をデザインし、実現する計画を立てることに特化した手帳。 単にスケジュール管理するための手帳ではない。 薄くて軽くてオシャレで持っているだけでウキウキするようなもの。 見た目はシンプルだけど、中はワクワクする計画がいっぱい詰まっている手帳。 人生全体を俯瞰し、夢から逆算して計画を立てることができる。 遠くにある夢を「今日」に引き寄せるための手帳。 こんなふうに作りたい手帳のイメージを書き出していきました。 でも、この時点ではどうやって手帳を作ればいいのか、全く見当もつかない状態でした。 大学卒業後にシステムエンジニアとして勤めた後、ホームページ制作の仕事をしていた私にとって、紙(アナログ)の世界はまるで畑違い。 知識も経験も人脈もありません。さらに物販の経験もありません。BtoBの仕事しか経験がないため、BtoCでモノを売ることの想像ができません。 この時わかっていたのは、「みんなのためにこの手帳を作らなくちゃいけない」ということだけでした。「みんな」というのは私のセミナーに参加してくれた方たちのことです。 当時のセミナーでは夢の叶え方をお伝えしていました。 ですから参加されるのは何かしら夢を持っている方のはず。 ところが「5年後にどうなっていたいか」「そのためにいつ何をするか」を逆算して計画を立てることができない。 どうしてみんな逆算できないの? どうしたら逆算できるようになるの?

世の中にあるべきものがみつからない。だから自分で作ることにしたのです。

システムエンジニアだった私にとっては「逆算思考」は当たり前。 納期から逆算して計画を立てるのは当然ですが、システム導入後にお客様の仕事がどのように改善されるのかを最初に具体化し、そこから逆算してシステム設計しいく必要があったからです。 仕事だけでなく、プライベートのやりたいことを実現するのも同じように「逆算思考」を使えばうまくいく。そのことに気づいた私はノートに逆算計画を書くようになっていました。でも、わざわざノートに書かなくても計画を書くための手帳が市販されているのでは? その手帳をセミナーで紹介すれば誰もが逆算できるようになるはず。 そう考えて国内だけでなく海外も含めて逆算ツールを探してみました。 ところがみつかりません。 「あってしかるべきものが無いのはどうして? 作っても売れないから?」 私がやろうとしているのは馬鹿げたことなのだろうかと悶々としましたが、「みんなのために作らなくちゃいけない」という結論に行きつき、未知の世界へ踏み出す決断をしたのです。 2016年9月15日。 初めての逆算手帳が出来上がりました。 在庫の山を抱え込んでしまうのではないかという不安は杞憂に終わり、発売から3ヶ月弱で完売となりました。 「こういうものが欲しかった」「これまでノートでやっていたことが簡単に、よりしっかりできる」というクチコミが広がった結果です。 ゼロから新しいものを生み出すのは勇気がいります。本当になにもわからないところからのスタートだったため苦労の連続でした。失敗もしました。でも、「挑戦して良かった!」と思えた瞬間です。 これからも沢山の課題が待っているでしょう。 これからも苦労の連続のはずです。失敗もいっぱいしてしまうでしょう。 それでも、逆算手帳ユーザーさんから嬉しいご報告をもらえると苦労が全て帳消しになります。 これからもご機嫌な人を増やすため、新しいことに挑戦していきたいと思います。

「逆算手帳」考案者 コボリジュンコ